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【書評】「週刊文春」編集長の仕事術/新谷学【レビュー】

書評(★★★) 書評(仕事術)

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[「週刊文春」編集長の仕事術/新谷学]

 

こんにちは!りゅーま(@ryumatome)です。


週刊文春の編集長の著書ということで各所で話題になっているこの本。
早速読んでみましたが実体験ベースのエピソードが多く読み応えがありました。
どんなことを考え仕事に取り組まれているか勉強になります。

編集長ならではの考え方や哲学が面白かったですね。
仕事を頑張ろうと思えるような、パワーのある本です。
仕事や生活がなんとなくつまらない・・・と思っている人は読んでみるといいかも。

では、いくつか引用してご紹介いたします。

 

 

 

▼相手が褒められたいポイントを探そう!

まず仲良くなろうと思えば、その人が聞いてほしいだろうな、評価してほしいだろうなという部分に触れる。
「いやぁ、こないだのあの国会質問はよかったですよね」「ロシア関係はやっぱり、もう、あなたがキーマンですよね」というふうに、褒められたいポイントをしっかり踏まえて、話を進める。
「自分の仕事を理解してくれてるな」と思ってもらった上で、その仕事の中身をさらに掘り下げて、他では明かしていないことまで、しゃべってもらうのだ。
もちろん「おべんちゃら」ではいけない。
褒められてすぐ喜ぶ人もいれば、かえって警戒するタイプの人もいる。
そこは相手によるだろう。

 

著者は人と会う前に、その人についてとことん調べるそう。
著書があれば読んでおいたり、ネットで情報収集したり・・・
その上で仲良くなるためには相手が褒められたいところを褒めるのがポイント
しっかり相手を見極めて、どの人にどう対応するかを常に考えているんでしょうね。
情報収集のために日常的にいろんな人と出会い、ときには図々しく話を進めていくんだとか。



▼企画は切り口次第!

週刊文春の記者は、毎週5本の企画を提出することが義務づけられている。
もちろん生ネタ、独自情報が望ましいが、既に報じられていることでも企画になることはある。
ただ、新聞やネットに書いてあることをそのまま、右から左に「こんなことが書いてありました」では企画にはならない。
そうではなくて「こんなことが書いてあったが、こういう切り口で料理すれば、おもしろくなるのではないか」というのが企画だ。
「◯◯が今流行ってます」ではなく「流行っている現象を誰かに批評してもらう」もしくは「その流行の背景にはこんな事情がある」など、独自の切り口で提案すれば企画になる。

 

毎週5本の企画提出が義務づけられているのは、スゴいなぁ。
常に企画について意識して生活していないと絶対無理ですよね。
逆に意識して、努力していれば毎週5本くらいは捻り出せるのかも。

企画の切り口を考えるときは、ある対象物に対してどこにフォーカスすれば面白いかを考えましょう。
たとえば「ある映画が流行っている」場合は、その映画で使われている方言にフォーカスしたらどうか?と考えるのです。



▼ベストの選択肢を実現するから面白い!

企画を考える上で大切なのは、常に「ベストの選択」をすることだ。
「この人を落としたらすごいぞ」「このネタが形になったら世の中ひっくり返るぞ」と思ったら、そのベストの選択肢から絶対に逃げないことだ。

 

著者が大切にしているのが「ベストの選択」。
仕事を続けているとつい現実できるかどうかを優先して考えてしまいがちですが、それではいけないそうです。
こうなったら面白いというワクワクする気持ちが良い企画を成立させるそう。



▼チームリーダーは明るい人であれ!

まず、編集長はとにかく「明るい」ことが重要である。
編集長が暗いと、編集部が暗くなる。
売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいくまいが、常に明るく「レッツポジティブ」である。
疲れ切って暗い顔をした上司なんか、誰だって嫌だろう。

 

本書には編集長として組織について触れている章があります。
その章にあったのがこの引用なのですが、リーダーは常に明るくポジティブである必要があるそうです。
チームの士気を高める大前提のすごく大事なことかもしれませんね。
リーダーシップとかは二の次で、まずは明るくいること。



▼コンテンツは中身が最重要!

昨今のメディアに関する議論を見ていてまず言いたいのは、「外見についての議論が多すぎる」ということだ。
「4Kか8Kか」「デジタルか紙か」といった議論は、外見の話だ。
大切なのはあくまで中身。
どういうコンテンツになら、お金を払ってもらえるか。
今こそ、そこをとことん突き詰めるべきだろう。

 

コンテンツ自体にパワーがあれば外見は関係ないんですね。
とにかく、おもしろいコンテンツづくりに注力していけば結果はついてくる。
本質的なおもしろさが何かを考え、そこを突き詰めていくことが重要ですね。


仕事術の本としてだけでなく、純粋に読みものとして楽しめました。
ビジネス書って感じで捉えない方がいいかもしれません。

また、企画力次第でコンテンツは面白くなるものなんだと再認識できました。

ブログも企画力次第、切り口次第でいろんなことができるよなぁ。

常に考えよう、たくさん考えよう。


★★★☆☆(3)
「週刊文春」編集長の仕事術/新谷学

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